そろそろ年度末を意識する時期ですね。年度末は忙しい。それは誰もが分かっています。でも、年度末のメンタル不調の本質は「忙しさ」そのものより、忙しさの“質”が変わることにあります。今回は、少し違う角度から年度末の心の疲れを見てみましょう。
年度末に起こりやすい不調は、「期限が見えている状況でエネルギーを集中的に使った結果」として生じる、一時的な消耗です。そして、「もうすぐ終わる」という意識があると、不調を感じても「今は我慢しよう」「終わってから休めばいい」と、休養のタイミングを無意識に見送りがちです。
このように、この時期はゴールが見えている分、「あと少しだから」「今だけ踏ん張れば」と、普段なら取っている休憩や睡眠を後回しにしやすくなります。
一時的な消耗状態が長く続き、「もう少しだけ」「終わったら休もう」を繰り返し、回復の機会を逃してしまうと、疲労が慢性化し、年度末を越えたタイミングで一気に疲れが出る、いわゆる“燃え尽きに近い状態”になることもあります。
仕事そのものは嫌いではないのに気力が湧きにくい、「あと少しだから」と自分に言い聞かせることが増えている、これに当てはまったら気力が残っているうちに早めに意識的に休息を取ることをお勧めします。
年度末は「あと少し」が一番無理をしやすい時期です。忙しい日ほど、睡眠と短い休憩だけは“仕事の一部”として確保してくださいね。

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