ヘルスリテラシーを高めよう

産業保健

ヘルスリテラシーとは「健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力」のことです。 自分の身体について考え、沢山の健康情報の中から適切な情報を見極めて使いこなす力を向上させることが、病気の予防や健康寿命を延ばすことにつながります。「人生100年時代」と言われていますが、大切なのは健康寿命を延ばすことです。そのためには、年をとってからではなく、若いころから健康に意識を向けることが必要です。バランスのいい食事、充分な睡眠、適度な運動は基本ですが、それに加えて、普段の生活の成績表として健診の結果をうまく活用してみませんか?

健診結果がよくない場合、産業医として精査や治療をお勧めすることがあります。そのときに自覚症状がない、日常生活で困っていないという理由で精査や治療の必要性を感じないと言われることがあります。しかし、仕事に支障が出るだけでなく、場合によっては生活の質を損なうような病気が隠れていることもあります。

あなたの身体はあなたの生涯のパートナーです。身体を労わり身体を育てる気持ちで、健康維持に関心を持っていただければと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました