皆様にとって2022年はどのような年でしたか?私にとっては新しいことに挑戦できた、実り多き1年でした。ありがたいことだと感謝しています。これもひとえに健康あってこそ。今回は健康を維持する上で大切な、ストレス対策についてとりあげます。
過重なストレスは心身に悪い影響を及ぼします。そしてそのストレスは慢性的であればあるほど、目立たずひそかに私たちを侵食していきます。
ストレスを受けると、まず私たちは何とかそれに適応しようとある期間までは防衛します。けれどもストレスの強さと生体の適応能力のバランスが崩れると以下のような現象が起きます。
① 頭痛・肩こり・めまい・腰痛・下痢・便秘・喉のつまり感・月経不順などの身体症状から始まり
② 次第に涙もろくなったり、イライラするなどの情緒の不安定さが目立つようになります。こうなると自分の状態を客観的に認識することができなくなり、ストレスに対して適切に対処できなくなります
③ そして体力と気力が消耗し、全体のエネルギーが枯渇して何事にもやる気が起きなくなります
④ さらにストレスが加わり続けると、睡眠と食欲という生命を維持するシステムがうまく働かなくなります。こうなると日常生活を送ることもままならなくなり、休職を余儀なくされる事態に陥ります
「あれ?いつもと体調が違うな・・おかしいな・・」と気づいたら日頃の生活を振り返ってみてください。知らず知らずのうちにストレスをため込んでいるかもしれませんよ。自分がストレスを受けているということを認識することがストレス対策の第一歩。働くうえで、日頃から自分の体調に気を配ることも大事な仕事の一つです。
今年も残りあとわずか。1日1日を大切にお過ごしくださいね。
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